宇都宮 基師(うつのみや もとし)
昭和14年9月27日、愛媛県八幡浜市生まれ。八幡浜高校から立教大学へ進学。卒業後、南海放送へアナウンサーとして入社。退職後、フリーアナウンサーとしてラジオ生番組や競輪実況中継等を経て、現在『瀬戸風バンク応援隊長』としてCS番組に出演するほか、初心者の女性を対象に分かりやすく競輪を教える『競輪コンシェルジュ』として活躍中。競輪歴○十年!! 
血液型:A型、モットー『楽しく生きる』、趣味『ケイリンの他にゴルフと公園の清掃』

第34回『行く年来る年、2016年編』

 競輪ファンの皆様こんにちは。今年も残りわずかとなりました。 北日本が大雨に見舞われた夏から秋へ移り、過ごしやすい秋が例年より少し長く穏やかに過ごしておりましたが、12月になると寒さも厳しくなって来ました。みなさん体調崩さず競輪を楽しんでおられますか?

 よもよも話も34回目となりました、34回目の今回は2016年を振り返りながらもっくんが語らせていただきます。

2016年の輪界

 今年は何といっても4年に一度開かれるスポーツの祭典リオ五輪です。日本人選手の素晴らしい活躍は皆様の記憶にも強く残っていることでしょう。競輪選手からも第一線で活躍する中川誠一郎選手(85期:熊本)・渡邉一成選手(88期:福島)・脇本雄太選手(94期:福井)の3選手が挑戦しました。結果はメダルに届かずそれぞれ悔しい気持ちを抱え、更なる飛躍を誓ったことでしょう。しかし、さすがトップアスリートです。自らのコンディションを整えここ一番の集中力も兼ね揃えています。中川選手は第70回日本選手権競輪で、渡邉選手も第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪で、競輪選手の誰もが目指すケイリンGP2016の出場権を手に入れました。脇本選手は8月28日の豊橋記念競輪のS級エボリューションで上がりタイム10秒2を出して見事勝利!その走りに世界を感じた方も多いのではないでしょうか。もっくんもテレビで見てそのスピードに鳥肌が立ったのを覚えています。

 リオパラリンピックでは自転車女子B(視覚障害クラス)ロードタイムトライアルで、鹿沼由理恵選手と田中まい選手(104期:千葉)が見事銀メダルに輝いております。

 若い世代もどんどん現れ切磋琢磨しながら力を付けてきています。4年後の東京オリンピックが楽しみです。

いよいよケイリンGP

 この時期恒例といえばケイリンGPです。選手はこの舞台に立つことを第一に日々厳しいトレーニングに耐えているといってもいいでしょう。    出場した選手は皆「もう一度あの舞台で戦いたい!!」と声を揃えて言います。同時にファンはファンでケイリンGPを特別な大会と捉え、もっくんも含め真剣(券)勝負です。(笑)  例年タイトルを複数獲得した選手がいるのですが今年は複数のタイトルを手にした選手が居ません。単に強くても勝てないのが競輪であることは選手もちろんファンも知るところで、勝つための展開予想は競輪ファンの醍醐味です。

 渡邉 一成 福島 88期 第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪 優勝
 村上 義弘 京都 73期 第69回日本選手権競輪 優勝
 中川誠一郎 熊本 85期 第70回日本選手権競輪 優勝
 新田 祐大 福島 90期 第67回高松宮記念杯競輪 優勝
 岩津 裕介 岡山 87期 第59回オールスター競輪 優勝
 稲垣 裕之 京都 86期 第25回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 優勝
 平原 康多 埼玉 87期 第58回朝日新聞社杯競輪祭 優勝
 浅井 康太 三重 90期 賞金獲得額第7位
 武田 豊樹 茨城 88期 賞金獲得額第8位

 トップを走り続ける難しさ、一発勝負の大舞台、己を知りコンディションを整えた輪界TOP9選手の戦いに期待したいと思います。

年が明ければ松山記念競輪

 10月から瀬戸風バンクではバンクの改修工事が行われ久しく開催がなかったのですが、12月16日を初日にスポーツニッポン杯争奪戦(FⅠ)が開催され場内は白熱したレースに沸きました。このあとも開催が予定されており、その中でも1月19日(木)〜22日(日)の「被災地支援競輪開設67周年記念金亀杯争覇戦」が楽しみです。

 出場が予定されている選手も豪華で、S級S班からは武田豊樹選手(88期:茨城)・浅井康太選手(90期:三重)・村上義弘選手(73期:京都)・岩津裕介選手(87期:岡山)・中川誠一郎選手(85期:熊本)の5名です。5名の誰かはGPを制しての登場になるかもしれませんね。

 地元からも5名の選手が出場予定です。S級1班から濱田浩司選手(81期)・渡部哲男選手(84期)・橋本強選手(89期)の3選手と、S級2班から梶應弘樹選手(57期)・溪飛雄馬選手(86期)の2選手です。地元ファンのスタンドからの声援を力に変えて大いにスタンドを沸かせて欲しいと思います。また1月22日(日)に行われるKEIRIN EVOLUTIONにはS級2班の小川祐司選手(96期)も出場予定です。9選手で行われる競輪競走とは違って、ガールズケイリンで馴染みのあるカーボンフレームのレーサーに乗り個々のスピードを重視した競争で7選手による見応えあるレースです。

 僕が見たかった選手の一人、太田竜馬選手(109期:徳島)も登場します。デビューして3ヶ月後に玉野競輪場のバンクレコードホルダーになるほどのスピードを持っているんですよ〜。瀬戸風バンクでも大暴れして欲しいです。

 記念競輪では“わくわく!ケイリンフェスタ”と題して、さまざまなイベントを企画しています。女性専用ガイダンスコーナーも設置され、1着当てゲームのような気軽に参加できるイベントも行われますので、女性の皆さまぜひ遠慮なくお立ち寄りください。19日と20日は競輪ファンの皆さんが参考にできる山田裕仁さんと山口幸二さんの分かりやすく楽しい予想会があります。そして、21日は女の子に人気の「魔法つかいプリキュア!ショー」と、競輪専門チャンネルでお馴染みのスピーチーズのライブショーが。22日は男の子に人気の「仮面ラーダーエグゼイドショー」と「ワイルドだろ〜」でお茶の間を楽しませてくれたスギちゃんのお笑いライブに、地元選手会が熊本地震被災地支援につながる「チャリティーオークション」を開催します。書ききれないほどのイベントが多数ありますので、松山けいりんのHPやパンフレットをご覧になってご家族でぜひお気軽に遊びに来てください。

地元選手会の近況

 地元愛媛支部の選手の活躍もご紹介します。

 12月18日(日)のスポーツニッポン杯争奪戦(FⅠ)のA級決勝戦では越智展孝選手(88期)が見事優勝し、2着は芳野匠選手(93期)で地元ワンツーフィニッシュ!! スタンドのファンもゴール前から大きな歓声で、ゴール後も拍手が鳴り止みませんでした。改めてレースは生で見るのが楽しく興奮できると実感しました。その3日後には葛西雄太郎選手(85期)が小松島競輪場でA級優勝!! 先月には愛媛支部の新鋭佐々木豪選手(109期)が特別昇級したA級戦でも防府競輪場で見事優勝しました。109期の高山雄丞選手も野村典嗣選手も果敢な走りで1着を量産してファンの期待に応えています。

 選手には地元瀬戸風バンクで声援を力に変えて、ファンを魅了する走りで大いにスタンドを沸かせて欲しいと思います。

 しばらく開催がありませんでしたが2月いっぱいまで連続で様々な名勝負が繰り広げられると思います。ぜひ競輪場へお越しいただきスタンドでプロのスピードを実感してください。

 お待ちしております。

 それではみなさん良いお年を!