宇都宮 基師(うつのみや もとし)
昭和14年9月27日、愛媛県八幡浜市生まれ。八幡浜高校から立教大学へ進学。卒業後、南海放送へアナウンサーとして入社。退職後、フリーアナウンサーとしてラジオ生番組や競輪実況中継等を経て、現在『瀬戸風バンク応援隊長』としてCS番組に出演するほか、初心者の女性を対象に分かりやすく競輪を教える『競輪コンシェルジュ』として活躍中。競輪歴○十年!! 
血液型:A型、モットー『楽しく生きる』、趣味『ケイリンの他にゴルフと公園の清掃』

第33回『2016 熱い暑い夏 編』

 競輪ファンの皆さま、こんにちは。今年も酷暑と呼ばれる日々が続いておりますがいかがお過ごしですか。連日高温注意情報が出され熱中症対策なんて言葉も定着し、日本の夏も変わったな~と感じます。僕が子供の頃は気温こそ覚えていませんが、夏休みは海や川や山で遊ぶことが当たり前でしたが、現代では暑すぎて外で遊ぶにも注意が必要ですね。まだまだ暑い日々が続きますが、皆様お体に気を付けて競輪をお楽しみください。

スポーツの祭典「リオデジャネイロオリンピック」

 2016年の夏はただ暑いだけの夏じゃないですね。8月恒例の高校野球も熱かったですし、何といっても五輪です!4年に一度のスポーツの祭典「リオデジャネイロオリンピック」が開催されました。こちらもかなり熱かったです!ウェイトリフティング三宅選手の銅メダルを皮切りに、柔道・競泳と日本選手の活躍で、毎日気持ちいい朝を迎えることが出来ましたね。カヌーでは同種目、日本人初となる銅メダルを羽根田選手が手にしました。

 テニス・バドミントン・卓球と中高生の部活で馴染みの競技でも多数のメダルを獲得し、ジュニア世代の心に何か響くものがあったのではないでしょうか。今回のオリンピックで僕は、日本中が「団体」「チーム」を応援していて、日本人の絆を強く感じました。特に、体操男子団体・卓球男子団体・卓球女子団体・バドミントン女子ダブルス・陸上男子400mリレーでは、日本人のチームワークの良さ・強さを感じることが出来て清々しい気持ちになりました。

 競輪からも3人の選手が参加し熱い戦いをしてくれました。結果は中川誠一郎選手(85期・熊本)は男子スプリントで予選敗退、渡邉一成選手(88期・福島)は男子ケイリンで1回戦5着 敗者復活戦4着、脇本雄太選手(94期・福井)も男子ケイリンで1回戦6着 敗者復活戦2着。3選手とも国内の競輪に参加しながらの調整で、コンディションを整えるのが難しかったように感じました。過去競輪選手では4つのメダルを獲得しています。

1984/ロサンゼルス:坂本勉選手・男子スプリント銅メダル
1996/アトランタ:十文字貴信選手・男子1kmタイムトライアル銅メダル
2004/アテネ:伏見俊昭選手・井上昌己選手・長塚智広選手・男子チームスプリント銀メダル
2008/北京:永井 清史選手・男子ケイリン銅メダル

 4年後の東京オリンピックでは是非とも競輪ファンを魅了する走りで、日本発祥の競技「ケイリン」でメダルを獲得してほしいと思います。

被災地支援競輪第59回オールスター競輪(GⅠ)

 五輪の開幕で日本中が沸いているさなか、「被災地支援競輪第59回オールスター競輪(GⅠ)」で、競輪ファンも熱い戦いに夢中になりました。
 決勝戦へ進出したのはSS選手5名を含むトップレーサー9選手です。村上義弘選手(73期・京都)が打鐘から先行し番手絶好の稲垣裕之選手(86期・京都)の優勝かと思いきや、その稲垣選手をマークしていた岩津裕介選手(87期・岡山)がゴール前で鋭く差し切り見事栄冠に輝きました。昨年は賞金ランキングでS級S班となり年間活躍し続け、今年はS級1班になりましたがオールスター競輪を制し、ケイリングランプリ2016の出場権と共にS級S班返り咲きを果たしました。
 自力の選手が活躍する近年、追い込み選手としての差し足の鋭さに「これぞ競輪」と感じたファンも多いのではないでしょうか。

今後の若き地元選手

 今後期待される地元の若き選手たちも熱い思いを抱き頑張っています。今年7月に地元選手会愛媛支部から109期生3選手がデビューしました。野村典嗣選手26歳・高山雄丞選手23歳・佐々木豪選手20歳の3名です。3人ともまだ優勝はありません(8月28日現在)が、緊張のデビュー後初勝利も経験し、徐々に勝ち星を重ねて上へ上がって来てほしいと思います。松山競輪場で走る時はぜひスタンドから声援を送って下さい。僕も精一杯応援します。

 また、来年デビュー予定の選手も現在競輪学校で日々訓練しています。今年は競輪学校に5名もの生徒が在籍しているんですよ!今野大輔君・門田凌君・松本貴治君・吉田智哉君・田中真彩さん。近年愛媛支部から毎年多くの新人選手がデビューしています。
 自転車競技のフィールドの裾野が広がり、より身近なスポーツとして県民から慕われていることの現れじゃないでしょうか。

 これからも瀬戸風ドリームナイトレースから目が離せませんね。