宇都宮 基師(うつのみや もとし)
昭和14年9月27日、愛媛県八幡浜市生まれ。八幡浜高校から立教大学へ進学。卒業後、南海放送へアナウンサーとして入社。退職後、フリーアナウンサーとしてラジオ生番組や競輪実況中継等を経て、現在『瀬戸風バンク応援隊長』としてCS番組に出演するほか、初心者の女性を対象に分かりやすく競輪を教える『競輪コンシェルジュ』として活躍中。競輪歴○十年!! 
血液型:A型、モットー『楽しく生きる』、趣味『ケイリンの他にゴルフと公園の清掃』

第30回『瀬戸風バンクリニューアルで再開 編』

 競輪ファンの皆さま、こんにちは。今年の残暑は例年になく優しく、日本らしい秋がゆっくりと訪れてくれましたね。今ではすっかり朝晩冷え込む季節になりました。みなさん体調など崩しておられませんか?もっくんは通院こそしておりますが(笑)毎日元気に競輪道を楽しんでおります。

 秋と言えば「祭」です。愛媛県のみならず全国各地で昔から伝わるお祭り行事が行われていることと思います。僕もお祭りは大好きで、「お祭り=おご馳走」と連想してしまうんですよ。不思議とお祭りの思い出はこの歳になっても幼少のころを思い出します。僕が子供の頃はまだ社会全体が裕福と呼べる時代ではなかったこともあり、食事も毎度白米が食べられなかった世の中でした。でもお祭りのときは毎年母がちらし寿司を作ってくれて、それを楽しみに参加していました。

 秋も深まるこの時期に愛媛県内の自転車事情やこれからの松山競輪について、よもよもお話したいと思います。

愛媛県の自転車事情

 昨年の10月26日(日)「瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会サイクリングしまなみ」が実施されて約1年が経ちます。このサイクルイベントを境に愛媛県における自転車事情は大きく変わってきているように感じます。

 愛媛県が中心となり自転車を通して観光と環境そして地域コミュニティーを繋げた新しい文化を日本はもとより世界に発信しています。しまなみ海道を訪れる自転車愛好家が年々増え、様々な出会いも増えていることでしょう。自転車好きの女子で結成されたユニット「ノッてる!ガールズEHIME」を結成し、「ノッてる!えひめ」をコンセプトに愛媛県内でのサイクリングを楽しみながら、雑誌やTV、イベントなどを通じて自転車の魅力をPRしています。

 また、1年を通して毎週どこかで自転車の催しが開かれています。しまなみ海道でのイベントはもちろん、「別子・翠波はな街道サイクリング2015」や「ツール・ド・ひじかわ~あらし編~」「愛媛スポーツ・レクリエーション祭2015サイクリング」など11月だけでもかなりの大会が開かれるなどまさに自転車王国になりつつあります。

 本格的な自転車競技では「和歌山国体」で団体種目のチームスプリントで愛媛が地元和歌山を退け見事優勝を果たしました。ジュニアの世代でも「全国ジュニア自転車競技大会」で松山市の小学4年生が日本一になりました。競技人口も年々増えているので2年後の愛媛国体が楽しみです。中には競輪の道に進む将来の選手もいることでしょう。目が離せません。

年末に向けての激戦(ケイリンGP出場権

 毎年この時期になると競輪ファンは気になることがあります。それは「ケイリングランプリ出場選手」です。9名しか出場できない特別な競輪。それがケイリングランプリです。

 一足先に「ガールズケイリングランプリ」出場7選手と「ヤンググランプリ」出場9選手が発表されました。「ガールズケイリングランプリ」には圧倒的な強さを誇る小林優香選手(福岡・106期)、初代ガールズ女王小林莉子選手(東京・102期)前年覇者梶田舞選手(栃木・104期)四国からは唯一山原さくら選手(高知・104期)が出場し、7名による激しい戦いを見せてくれるでしょう。今年で3回目になりますが独特の雰囲気のあるガールズグランプリはとても楽しみです。

 そして「ヤンググランプリ」には103期と105期から選ばれた猛者9名が出場し何度も挑戦できない称号を得るために若い力をぶつけ合います。今年のヤンググランプリには地元愛媛の日野博幸選手(103期)が選ばれています。この戦いの場に立つこと自体が名誉なことですが日野選手には是非とも頂点に立ち更なる活躍を期待したいと思います。12月29日のヤンググランプリは目が離せません。

 最後に競輪界の年末を締めくくる大一番「ケイリングランプリ2015」です。すでに4人の選手が出場権を手にしています。全日本選抜競輪を制した山崎芳仁選手(福島・88期)日本選手権とオールスターの覇者新田祐大選手(福島・90期)高松宮記念杯で優勝した武田豊樹選手(茨木・88期)寛仁親王牌を勝ち上がった園田匠選手(福岡・87期)の4名です。

 そして、最後の椅子を賭けて小倉競輪場で開かれる「競輪祭」は白熱した戦いになるでしょう。制すれば文句なしの出場権獲得になります。残りの出場枠は、賞金ランキング上位選手が出場権を手にしますのでこのレースの順位が重要となり、激戦になること必至です。

 そのあたりの事情も知ったうえで競輪をたのしめるのはこの時期ならではですね。

いよいよ瀬戸風ドリームナイトレースシーズン開幕

 2015年下半期の松山競輪開催がいよいよ11月18日から始まります。   8月から3か月間掛けて一部施設を改修しておりました。バンクでは、日焼けしていたバンク外側のポリカーボネート板を一新したのでレースが見やすくなりました。

 カクテル光線に映し出される白熱のレースがより一層楽しめますので是非競輪場へお越しいただき、メインスタンドで生のレースを観戦してお楽しみ頂きたいと思います。

 またCSの実況放送では設備を更新し、スピードチャンネルをご覧の皆様はハイビジョン放送を視聴できることになりました。キメ細かな映像で細部までしっかり見ることが出来ます。僕も化粧して皺やシミを隠して皆様に予想をお届けします(笑)のでどうぞこちらの放送もお楽しみください。

 11月18日が初日のチャリロト杯を始め、3月上旬までに9開催(1開催3日間)が行われます。競輪場でも放送でもしっかりとレースを見ていただき、瀬戸風バンクの特徴を掴み取り、3月末に開催される松山記念競輪で車券戦術の糧にして頂き僕と共にアタリをゲットしましょう。(笑)